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顔のたるみの原因は?38歳からのNGケアと医師が教える3大対策
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顔のたるみの原因は?38歳からのNGケアと医師が教える3大対策

顔のたるみの原因は?38歳からのNGケアと医師が教える3大対策

鏡に映る「なんだか老けた印象」その正体を医学的に紐解く

オンライン会議やふと写ったスマホの画面で、フェイスラインのゆるみに気づいて戸惑った経験はありませんか。高価な美容液を重ねても手応えを感じにくく、ネットの噂に振り回されがちなたるみのケア。実はこの悩み、皮膚だけの問題ではありません。大阪の形成外科・美容外科医の視点から、皮膚・脂肪・骨格という3つの要因を整理し、注意したい習慣、今日からできる予防、将来の治療選択肢まで丁寧にお伝えします。

この記事の要点まとめ

  • 顔のたるみは皮膚・脂肪・骨格の変化が重なって現れると考えられています
  • 自己流の強いマッサージや紫外線、糖化などが進行に関わる場合があります
  • 保湿とUVケアを基本に、状態に応じてHIFUや糸リフトなどの選択肢も検討できます

なぜ38歳から急激に目立つ?医師が解説する「顔のたるみ」3大原因

顔のたるみは、肌表面のハリが失われただけの現象ではありません。皮膚・脂肪・骨格という3つの層で変化が同時に進み、それが重なって見た目に現れると考えられています。つまり、たるみは「皮膚・脂肪・骨格の複合的な変化」として捉えることが大切です。 それぞれの層で何が起きているのかを知れば、なぜセルフケアだけでは届きにくいのかも見えてきます。

1. 皮膚の弾力低下:真皮コラーゲン・エラスチンの減少と乾燥

肌のハリを支えているのは、真皮に張り巡らされたコラーゲンとエラスチンという線維です。加齢とともにこれらを生み出す線維芽細胞の働きが緩やかになり、量も質も変化していきます。さらに水分保持力が下がって乾燥が進むと、真皮の弾力が失われ、皮膚がわずかにたわむように下がって見えることがあります。38歳前後で変化を感じやすいのは、真皮の土台がゆるやかに変わり始める時期と重なるためと考えられています。

2. 脂肪の分布変化と下垂:ダイエットや加齢による「位置の移動」

顔の脂肪は複数の区画に分かれて存在し、それぞれを靭帯(リガメント)が支えています。加齢でこの支えがゆるむと頬の脂肪が下方へずれ、ほうれい線やマリオネットラインが深く見える要因になることがあります。過去の急激なダイエットで脂肪そのものが減ると、上部がしぼんで下部に余りが生じ、輪郭のもたつきにつながる場合も。ボリュームの「減少」と「移動」が同時に起こる点が特徴です。

3. 骨格の後退と骨密度の低下:顔の土台が縮むことによる余り

見落とされがちですが、顔の骨格そのものも加齢で変化すると報告されています。頬骨や顎の骨は年齢とともにわずかに萎縮し、眼窩(目のくぼみ)が広がる傾向も指摘されています。土台となる骨が縮めば、その上の皮膚や脂肪は相対的に余り、支えを失って下垂しやすくなります。骨密度の低下がフェイスラインのゆるみに関わるという視点は、皮膚ケアだけでは説明しきれないたるみの背景を理解する手がかりになるでしょう。

【要注意】良かれと思ってやっていない?たるみを悪化させるNG習慣と誤ったセルフケア

熱心なケアが、かえってたるみの進行を後押ししてしまうことがあります。ここでは特に注意したい習慣を整理しましょう。

表情筋を鍛える「自己流マッサージ」が肌の靭帯を伸ばしてたるむ理由

「マッサージでたるみが進むことがある」という話は、まったくの誤りとは言い切れません。強い力で皮膚を引っ張ったり、ローラー器具で頻繁にこすったりすると、皮膚を骨に固定しているリガメント(靭帯)や真皮に負担がかかり続けるおそれがあります。摩擦は色素沈着や乾燥の一因にもなり得るもの。セルフケアの際は、力任せに動かすのではなく、優しく丁寧に触れる意識を持ちましょう。

スマホ・PC操作時のうつむき姿勢と「頭皮のコリ」が顔を引き下げる盲点

長時間のうつむき姿勢は、首の前側の筋肉を縮ませ、フェイスラインへの負担を増やしがちです。加えて見落としやすいのが頭皮のコリ。顔の皮膚は頭皮と一枚でつながっているため、頭の筋肉が硬く縮むと、その分だけ顔の皮膚が上に支えられにくくなり、下方向へ引かれる感覚につながることがあります。デスクワークが続く大阪のオフィスワーカーのかたは、姿勢と頭皮の状態を意識してみてください。

紫外線(UV)と「糖化」がもたらす肌ダメージと生活習慣の影響

紫外線は真皮のコラーゲンを傷つける大きな要因とされ、日々の蓄積がたるみに影響すると考えられています。さらに近年注目されているのが「糖化」です。糖質の摂りすぎで生じる物質がコラーゲンと結びつくと、線維が硬く劣化し、肌の弾力が失われやすくなると指摘されています。睡眠不足や喫煙も肌の回復力に関わるため、生活習慣全体を見直す視点が予防の土台になります。

30代後半から今日から始めるべき正しいセルフケアと予防策

30代後半から今日から始めるべき正しいセルフケアと予防策

進行を穏やかにするために、自宅で無理なく続けられる基本を押さえましょう。特別な道具よりも、日々の積み重ねこそが土台になります。

徹底した保湿とUVケアで「真皮の劣化」を最小限に防ぐ

たるみ予防で基本かつ重要なのが、摩擦を避けた保湿と、一年を通した紫外線対策です。乾燥は肌のバリア機能を低下させ、真皮の環境にも影響します。化粧水や乳液はこすらず、手のひらで押さえるようになじませましょう。季節や天候を問わず日焼け止めを習慣にすることも大切です。曇りの日や室内の窓越しでも紫外線は届くため、日常的なUVケアが将来の差につながります。

マスク生活で衰えた表情筋を優しく動かすアプローチ

会話や表情が減る生活が続くと、表情筋を使う機会が減り、ゆるやかな衰えにつながることがあります。とはいえ、強い力で鍛える必要はありません。皮膚をこすらないよう注意しながら、口角をゆっくり上げる、頬を軽く持ち上げるといった動きを、鏡の前で無理のない範囲で行うのがおすすめです。あわせて頭皮を指の腹で優しくほぐすケアも、顔まわりの心地よさにつながります。大切なのは、強度よりも続けられる優しさです。

根本的な改善を目指すなら:美容外科・美容皮膚科で検討したい治療選択肢

セルフケアは予防や進行を穏やかにする助けになりますが、深部で起きている変化そのものを戻すのは難しいのが実情です。ここからは、状態に応じて段階的に検討できる医療アプローチを整理します。

切らないたるみ治療として知られるHIFU(ハイフ)の特徴と適応

HIFU(ハイフ)は、超音波の熱エネルギーを皮膚の深部にあるSMAS筋膜などに届け、引き締めを促す切らない治療です。ダウンタイムが比較的軽い点が特徴で、軽度から中等度のゆるみが気になり始めた段階で検討されることが多いアプローチといえます。ただし感じ方には個人差があり、たるみの程度によっては適応が限られる場合もあります。

糸リフト単独と「顔の脂肪吸引+糸リフト」併用による持続の違い

糸リフトは特殊な糸で組織を引き上げる治療ですが、単独では時間とともに戻りを感じるかたもいます。そこで検討されるのが脂肪吸引との併用です。脂肪を吸引して皮膚を一度剥離した状態で糸リフトを行うと、引き上げた位置で皮膚全体が癒着・固定されやすくなると考えられています。糸単独と比べ、その位置での固定が働くことで、より長い持続が得られやすいと考えられる点が併用の利点です。効果の感じ方には個人差があります。

骨切り後のたるみや進行した下垂に検討される「切開フェイスリフト」

より進行した下垂や、輪郭の骨切り後に生じた皮膚の余りには、切開を伴うフェイスリフトが選択肢になることがあります。余った皮膚を取り除き、SMAS筋膜レベルから引き上げる方法で、変化が期待されやすい一方、ダウンタイムや傷の管理が必要です。当院では層別のたるみの状態を丁寧に見極めたうえで、適した術式をご提案しています。

仕上がりへの不安を減らすために:適切な適応判断ができる医師の選び方

仕上がりへの不安を減らす鍵は、「本当にたるみの問題なのか」を総合的に判断できる医師を選ぶことです。たるみに見える悩みが、実は骨格や咬合のバランスに由来しているケースもあり、その場合は歯科矯正などが適することもあります。当院では約15年の形成外科・美容外科の経験に基づき、解剖学的構造を踏まえて適応を見極めることを大切にしています。まずはカウンセリングで、大阪でご自身の顔の状態を丁寧に診てもらうことから始めてみてください。

よくある質問

Q1. 顔がたるみやすい人の特徴はありますか?

A. 乾燥しやすい肌質のかた、紫外線対策が不十分なかた、急激なダイエットを繰り返した経験のあるかた、うつむき姿勢が長いかたなどは、たるみが目立ちやすい傾向があると考えられます。骨格タイプや生活習慣も関わるため、一つの要因だけで決まるものではありません。

Q2. 顔のたるみに一番効くセルフケアは何ですか?

A. 「これだけで解決」という万能な方法はありません。摩擦を避けた保湿と、一年を通したUVケアという基本の積み重ねが、進行を穏やかにするうえでの土台になります。強すぎるマッサージは負担になる場合があるため、優しく行うことを意識しましょう。

Q3. セルフケアでたるみは元に戻せますか?

A. セルフケアは予防や進行を緩やかにする役割が中心です。すでに深部で進んだ脂肪の下垂や骨格の変化そのものを戻すことは難しいため、気になる場合はクリニックでの相談を検討する価値があります。

Q4. 美容医療は不自然な仕上がりにならないか不安です。

A. 仕上がりの自然さは、たるみの状態を正確に見極め、適した方法を選べるかどうかに大きく左右されます。カウンセリングでダウンタイムやリスクを含めて十分に説明を受け、納得したうえで判断することが大切です。

Q5. どのタイミングでクリニックに相談すればよいですか?

A. セルフケアで手応えを感じにくくなったと感じた段階が、一つの目安です。早めに現在の状態を診てもらうことで、選択肢を落ち着いて比較しやすくなります。

志藤 宏計

医師


KIMI CLINIC 形成・美容外科

院長

志藤 宏計

▶ 監修者プロフィール

経歴
2007年 新潟大学医学部医学科 卒業
2009年 慶應義塾大学 医学部形成外科学教室 入局
慶應義塾大学病院形成外科
東京都立小児総合医療センター形成外科
大阪市立総合医療センター形成外科 等勤務
Bloomfield hospital plastic surgery department
Oxford university craniofacial unit
Birmingham children‘s hospital craniofacial unit 留学
2022年 共立美容外科 京都院院長
2024年 KIMI CLINIC 形成・美容外科 開院
資格・所属学会
日本形成外科学会認定専門医
頭蓋顎顔面外科学会認定専門医
日本形成外科学会小児形成外科分野指導医
日本美容外科学会(JSAPS)会員
マイクロサージャリー学会会員
オンコプラスティックサージャリー学会会員
日本口蓋裂学会会員

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