鼻の手術を検討する際の、医師の経験と術後通院を踏まえた形成外科の選び方|KIMI CLINIC 鼻の手術を検討する際の、医師の経験と術後通院を踏まえた形成外科の選び方|KIMI CLINIC

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鼻の手術を検討する際の、医師の経験と術後通院を踏まえた形成外科の選び方

鼻の手術を検討する際の、医師の経験と術後通院を踏まえた形成外科の選び方

顔全体の調和と術後通院から考える、鼻の手術の相談先選び


鼻の手術を考えるときは、資格や症例写真の見た目だけで決めないことが大切です。顔全体のバランスと鼻を支えるしくみを見て「なぜその手術のやり方を選ぶのか」を説明できる医師かを目安に選びましょう。気になるところをそのまま手術する前に、骨や軟骨のようすをふまえた提案の理由と、どこまで変えられるかを聞きます。


そのうえで、抜糸や急な受診をふくむ通う日程やお金が、ご自身の生活に合うかを確かめます。この記事では、日本形成外科学会認定形成外科専門医などの資格や、手術をする医師の確かめ方をまとめます。あわせて、手術のやり方を選ぶ理由の聞き方や、休み・撮影の予定・予算に合わせた相談先の選び方もお伝えします。


この記事の要点まとめ


  • 資格や鼻の手術をしてきた数に加えて、相談した医師がそのまま手術もするかを、学会の名簿や診察のときに確かめる。
  • 顔全体や鼻を支えるしくみの見方、手術のやり方を選ぶ理由、どこまで変わるかの限界とリスクを聞く。
  • 抜糸などで通う回数、もとに戻るまでの期間、麻酔をふくむお金を、休み・撮影の日・予算に合わせて考える。

目次



形成外科・美容外科を選ぶとき、資格と執刀医は判断の入口として確かめる


専門性に関する資格は認定団体と名簿で確認し、鼻の手術経験は別に尋ねる


医師の専門性を確かめるときは、かかげている資格をどこの学会が認めているかと、学会が公開している名簿を見ます。そのうえで、鼻の手術の経験は診察で別に聞きます。当院では、志藤宏計院長が日本形成外科学会認定形成外科専門医と日本頭蓋顎顔面外科学会認定頭蓋顎顔面外科専門医の資格を持っており、資格を確かめる先としてそれぞれの学会の名簿をご案内しています。


形成外科や頭蓋顎顔面外科の資格は、皮ふや軟骨、顔の骨格についての知識と、手術の経験を積んできたことを示すひとつの目安です。ただし、こうした資格は鼻の美容手術の経験数を直接示すものではありません。診察では「鼻の手術をどのくらい担当しているか」「自分と似た鼻の状態でどう対応してきたか」を別の質問として尋ね、医師の説明を確かめてください。


資格や経歴を確認した医師が実際に執刀するかを確かめる


医療機関によっては、事前のカウンセリングを担当した医師と、手術当日にメスを握る執刀医が異なる場合があります。ホームページで資格や経歴を確認しても、別の医師が執刀するのでは判断の前提が変わってしまうため、相談した医師が一貫して手術まで担当するかを事前に確かめておく必要があります。


当院では、日本形成外科学会認定形成外科専門医と日本頭蓋顎顔面外科学会認定頭蓋顎顔面外科専門医の資格を持つ志藤院長が、すべての鼻整形を執刀しています。カウンセリングで共有した仕上がりの方向性や解剖学的な評価を、そのまま手術の操作に反映させるための体制です。受診先を検討する際は、執刀医の氏名と担当範囲を明確に聞いておきましょう。


SNSの症例写真は撮影時期と術式、自分との条件の違いを見て読む


SNSや院内で症例写真を見る際は、仕上がりの印象だけでなく、行われた術式や術後の撮影時期、もともとの鼻の条件がご自身と近いかを確認します。鼻の皮膚の厚みや軟骨の大きさ・強さには個人差があり、同じ術式を選んでも同じ変化になるとは限りません。また、鼻の手術(オープン法による鼻形成術など)の結果を評価する指標は医学研究の間でも統一されておらず1、写真の見た目だけでは、ご自身の変化の幅や限界を見通しにくいです。


なお、医療機関が症例写真を見せるときは、1症例ごとに次の内容が書かれているかも確認してください。


  • どんな治療をしたか(鼻尖形成・鼻中隔延長・小鼻縮小などの組み合わせ)
  • 治療にかかった期間と通った回数(鼻先のむくみが取れて形がなじむまでには、ふつう3〜6か月ほどかかります)
  • 費用(麻酔や検査などの内わけをふくむ合計。自由診療のおおよその相場は、単独の手術で鼻尖形成が25万〜50万円程度、鼻中隔延長が40万〜90万円程度です)
  • おもなリスクや副作用(腫れ、内出血、感染、左右の差、傷あと、鼻づまりなど)

※記載した金額は一般的な相場であり当院の費用ではありません。当院の費用は診察のうえでご案内します。実際の費用は医療機関や術式により異なります。


診察では「私に近い条件の症例で、変化の幅と限界をどう説明するか」を尋ねると、判断材料が具体的になります。


ポイント

日本形成外科学会認定形成外科専門医などの資格は学会名簿で確認し、実際の執刀医が誰か、自分に近い条件での変化の限界をどう説明するかを診察で確かめます。


鼻先と鼻筋の手術は、術式名より「選ぶ理由」の説明で判断する

鼻先と鼻筋の手術は、術式名より「選ぶ理由」の説明で判断する

術式を決める前に、骨格・軟骨・皮膚と顔全体をどう評価するか


希望する鼻に近づけるためには、最初から特定の術式名で決めるのではなく、まず顔全体の骨格や軟骨・皮膚の厚みをどう評価するかを聞くことが先決です。当院では、一人ひとりの骨格、軟骨、皮膚の構造と顔全体のバランスを見極め、3Dシミュレーションを活用して治療をご提案しています。単に鼻だけを高くする方針はとらず、額の丸み、鼻先から顎先を結ぶライン、頬の高さ、目と目の距離まで含めてデザインし、正面・横顔・斜めからの見え方や光が当たった際の陰影も考慮します。


なお、3Dシミュレーションは診察時に完成のイメージを医師と共有するための材料であり、術後の実際の形をそのまま保証するものではありません。横顔の写真などで気になる部分がある方は、「どの角度から見たときに、どこが気になるか」を言葉にして伝える準備をしておくと、評価の根拠を聞きやすくなります。


気になる部位と手術する部位が一致しない理由を聞く


鏡を見たときに最初に目がいく部位と、実際に手術で調整すべき部位は一致しないことがあります。鼻は鼻筋・鼻先・小鼻・鼻柱が互いにつながった一つの立体構造だからです。当院では、鼻先を高くすると小鼻が相対的に引き上がって小さく見える場合を例に、患者さまが指定した部位と実際に調整する部位が一致しないこともあるとご説明しています。


同じように、口元の出っぱりや顔の中ほどの立体感を整えるときも、方法によってねらいと動く場所がちがいます。鼻柱の付け根に軟骨をうつして鼻と上くちびるの角度(鼻唇角)を整える方法と、小鼻の付け根(鼻翼基部)を持ち上げて顔の中ほどに立体感をもたせる方法は、別のものです。診察で思っていたのと違う手術のやり方をすすめられたときは、「なぜ気になる場所とは別の処置をすすめるのか」「その処置で、希望の見え方がどこまで変わり、どこからは変わりにくいのか」を聞いてみてください。


希望する高さだけでなく、支持構造と機能面への考え方を確認する


鼻先の丸みや向きを整える手術では、表面の形だけでなく、内側から鼻を支える土台(支持構造)をどう作るかが、長い目で見た形の落ち着きにかかわります。美しい家を建てるには強い基礎が必要であるように、当院では、見えない内側の構造を組み直し、自分の軟骨(自家軟骨)で無理のない支持構造を作ることを重視しています。形を支える力と、鼻で息をするなどのはたらきを両立させることを、判断のよりどころにしています。


鼻筋や鼻先を整える際に人工物(プロテーゼなど)を用いる場合は、将来的に輪郭が浮き出たり透けて見えたりしないかを心配される方も少なくありません。どの素材をどの層に配置し、どうやって無理な力がかからないように支えるのか、また鼻の通り(鼻呼吸)への影響をどう評価しているかを、診察で具体的に確認しましょう。


鼻先・鼻筋の変化に限界がある理由と、診察で聞きたいリスク


どのような術式であっても、もともとの皮膚の伸びやすさや厚み、採取できる軟骨の大きさによって、無理なく変化させられる幅には限界があります。また、鼻筋の出っ張り(ハンプ)などを整える温存的鼻形成術でも、術後に鼻筋の凹凸や曲がり、ハンプの残りが出ることがあります2。オープン法による鼻形成術でも、見た目と機能の両面で、仕上がりを評価する項目はさまざまです。


美容目的の鼻の手術は自由診療で、腫れや内出血のほか、左右差や傷あと、鼻づまりなどが起こることがあります。元の顔立ちから不自然に大きく変わることを避け、生まれつきそうであったかのように顔全体になじむ仕上がりを目指すことが大切です。そのためにも、「自分の鼻ではどのリスクを特に考えるべきか」「希望する変化と避けたい変化をどう両立させるか」を事前に医師へ確認してください。


術後の通院・回復・費用が、休暇と撮影日、予算に合うかを確かめる

術後の通院・回復・費用が、休暇と撮影日、予算に合うかを確かめる

術後経過の説明を受けてから、休暇と撮影までの日程を考える


手術を受ける時期は、医師から術後経過の説明を詳しく受けたうえで、仕事の休暇や写真撮影の予定から逆算して決めます。当院では、カウンセリングの時間を十分に確保し、術後経過、ダウンタイム、リスク、副作用を詳しくご説明しています。術式によっては、鼻の手術のあとに目の周りに腫れや内出血が出ることがあります。


大きな腫れやギプス固定が外れるまでの期間と、鼻先のむくみが引いて輪郭が馴染むまでの期間には差があり、回復のスピードにも個人差があります。たとえば「連続5日の休暇で接客業務に戻れるか」「8か月後の写真撮影までに自然な状態に落ち着くか」は、選ぶ術式や組み合わせる範囲によって異なります。ご自身の休める日数と撮影時期を医師に伝え、無理のない日程かを確認しましょう。


河内小阪駅から徒歩2分の立地で、抜糸や急な受診の予定を組む


切開を伴う鼻の手術では、手術当日だけでなく、ギプスの除去や抜糸、その後の経過観察のために複数回の通院が必要です。また、術後に強い腫れや痛み、出血などの気になる症状が出た場合には、予定を前倒しして診察を受ける可能性もあります。そのため、大阪市内への通勤経路上や奈良方面からの移動を含め、術後の体調でも無理なく通える立地かどうかが関わってきます。


当院は近鉄奈良線河内小阪駅から徒歩2分の場所にあり、電車を利用して通院計画を立てやすい環境です。診察では、予定している手術で術後何日目頃に何回通院する必要があるか、ギプスやマスクを着けた状態での移動になるか、手術当日に家族の付き添いが必要かを確かめておきます。診療日時や休診日の変更については、公式サイトのアクセスページと診察時の案内でご確認ください。


麻酔と術後観察、帰宅後や時間外の連絡先を事前に聞いておく


手術の申し込みを決める前に、当日の麻酔管理と術後の観察体制、帰宅後の緊急連絡先を確認しておきます。鼻の手術は、局所麻酔で行う場合と全身麻酔で行う場合があります3。どの麻酔を使用し、手術中や術後の回復室でどのように体調を観察するのか、当日はどのくらい院内で休んでから帰宅できるのかを事前に尋ねてください。


費用の内訳と確認項目を一覧にし、自分に合う進め方を考える


自由診療の鼻の手術では、表示されている手術費用だけでなく、麻酔代や術前検査代、処方薬、術後の再診料などが含まれた総額で予算に合うかを判断します。治療ごとの一般的な相場と期間の目安は以下のとおりです(いずれも主なリスク・副作用として腫れ、内出血、感染、傷痕、左右差、鼻閉感などがあります)。


  • 鼻尖形成(単独): 手術は1回。むくみが取れてなじむまで3〜6か月ほど。費用の相場は25万〜50万円程度
  • 小鼻縮小(単独): 手術は1回。むくみが取れてなじむまで3〜6か月ほど
  • 鼻中隔延長(単独): 手術は1回。むくみが取れてなじむまで3〜6か月ほど。費用の相場は40万〜90万円程度

※記載した金額は一般的な相場であり当院の費用ではありません。当院の費用は診察のうえでご案内します。検査・麻酔・薬代などが含まれるかや、複数部位を組み合わせる場合の総額は医療機関により異なりますので、各医院に確認してください。


受診先を検討する際は、以下の項目を整理して確かめます。


確認項目公式情報で確認すること診察で尋ねること
資格と執刀医認定団体名と資格名、学会名簿への掲載鼻の手術経験、相談した医師が執刀するか
術式を選ぶ理由扱っている術式の範囲と診療方針骨格・軟骨・皮膚の評価と、その術式を選ぶ根拠
変化の限界とリスク症例写真の術式・時期・リスクの併記自分に近い条件での変化の幅、避けたい変化への配慮
術後経過と日程ダウンタイムや固定期間の目安休暇日数での仕事復帰の可否、撮影日までの回復見通し
通院と連絡体制最寄り駅からの経路、診療日・休診日抜糸等の通院回数、麻酔の種類、連絡先
費用の内訳料金表の記載内容と別途費用の有無検査・麻酔・薬・術後診察を含む見積もり総額と追加条件

診察で術式の理由とリスクの説明に納得でき、撮影日までに十分な回復期間と予算を確保できる方は、具体的な手術計画へ進む選択が向いています。一方、休暇日数に対して腫れが引く見通しが厳しい場合や、麻酔・検査を含めた総額が予算の上限を超える場合は、術式の範囲を見直すか、撮影後に手術時期をずらすことも堅実な判断です。まずは希望する変化と避けたい変化、取得できる休暇日数、予算の上限、既往歴をメモにまとめ、診察と見積もりの説明を受けることから始めてみてください。


ポイント

手術にかかるお金の内わけと合計、抜糸などで通う予定まで聞いておきます。そのうえで、撮影の日や予算に無理がないかを見て、手術の時期を決めます。


よくある質問


Q. 鼻の手術を相談する形成外科・美容外科は、何を基準に選べばよいですか?


A. まずは担当医が日本形成外科学会認定形成外科専門医の資格を持っているかを学会名簿などで確かめ、カウンセリングを担当した医師が実際に執刀するかを確認します。そのうえで、気になる部位だけでなく、顔全体の骨格や鼻の支持構造を診てくれるかを見ます。「なぜその術式が必要なのか」「どこまで変化し、どんなリスクがあるのか」を具体的に説明してくれる医師を選ぶことが判断の基準になります。


術後の抜糸や経過観察で何度か通うため、ご自宅や通勤経路から通いやすい立地かもあわせて確認してください。


Q. 鼻の形成外科手術は公的医療保険の適用になりますか?


A. 鼻の真ん中の仕切り(鼻中隔)が曲がっていて鼻がつまるときなど、鼻のはたらきの困りごとを治すための手術は、医師の診断によって保険が使えることがあります。いっぽう、鼻先を細くしたい、鼻筋を高くしたいといった見た目を変えるための鼻の手術は、保険が使えない自由診療です。はたらきの面と見た目の悩みが両方あるときは、診察で何を治したいか、どれを先にしたいかを医師にご相談ください。


Q. 5日間の連続休暇があれば、周囲に気づかれずに接客の仕事へ戻れますか?


A. 切開をともなう鼻の手術では、5日間の休みだけで、腫れが目立たない状態で接客に戻れるとは限りません。一般的な目安として、鼻のギプス固定は4日〜1週間程度で、大きな腫れや内出血は術後1〜2週間ほどで落ち着いていきます。術式によっては目の周りから頬にかけて腫れや内出血が出ることもあり4、鼻先のむくみが取れて輪郭がなじむまでには3〜6か月ほどかかります。


固定を外す時期や抜糸のタイミング、腫れの引き方には個人差と術式による違いがあります。マスクを着けられるかも含め、予定する術式で何日目に抜糸やギプス除去を行うのかを、手術を申し込む前に診察で確認してください。


参考文献


1. Hassan Y, Leveille CF, Gallo L et al. Reporting Outcomes and Outcome Measures in Open Rhinoplasty: A Systematic Review. Aesthetic surgery journal. 2020. PMID: 31051500 / DOI: 10.1093/asj/sjz138

2. Guyuron B, Wells MW, Chang IA et al. Common Dorsal Flaws Following Preservation Rhinoplasty: A Systemic Analysis. Aesthetic plastic surgery. 2023. PMID: 37328654 / DOI: 10.1007/s00266-023-03437-5

3. 鼻・副鼻腔外来 | 耳鼻咽喉科 頭頸部外科 京都大学医学部付属病院. https://ent.kuhp.kyoto-u.ac.jp/patient/speciality/nose/

4. Lee HS, Yoon HY, Kim IH et al. The effectiveness of postoperative intervention in patients after rhinoplasty: a meta-analysis. European archives of oto-rhino-laryngology : official journal of the European Federation of Oto-Rhino-Laryngological Societies (EUFOS) : affiliated with the German Society for Oto-Rhino-Laryngology – Head and Neck Surgery. 2017. PMID: 28314960 / DOI: 10.1007/s00405-017-4535-6


志藤 宏計

医師


KIMI CLINIC 形成・美容外科

院長

志藤 宏計

▶ 監修者プロフィール

経歴
2007年 新潟大学医学部医学科 卒業
2009年 慶應義塾大学 医学部形成外科学教室 入局
慶應義塾大学病院形成外科
東京都立小児総合医療センター形成外科
大阪市立総合医療センター形成外科 等勤務
Bloomfield hospital plastic surgery department
Oxford university craniofacial unit
Birmingham children‘s hospital craniofacial unit 留学
2022年 共立美容外科 京都院院長
2024年 KIMI CLINIC 形成・美容外科 開院
資格・所属学会
日本形成外科学会認定専門医
頭蓋顎顔面外科学会認定専門医
日本形成外科学会小児形成外科分野指導医
日本美容外科学会(JSAPS)会員
マイクロサージャリー学会会員
オンコプラスティックサージャリー学会会員
日本口蓋裂学会会員

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