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「顔のたるみが気になる」
「フェイスリフトSMAS法の効果や持続期間は？」
このように、フェイスリフトSMAS法について気になっていませんか？
SMAS法は、さまざまな種類があるフェイスリフト施術の中でも、特にリフトアップ効果を実感しやすい施術です。頬の深いしわやたるみの改善効果が期待でき、効果が長期的に持続します。
こちらの記事では、SMAS法の特徴や効果、メリット・デメリット、ダウンタイムについて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
フェイスリフトSMAS法とは？
フェイスリフトSMAS法とは、顔の表情筋を覆う膜「表在性筋膜（SMAS）」を引き上げるフェイスリフトです。
皮膚の切開を伴うフェイスリフト法で、中顔面のしわやたるみなどを改善でき、美しいフェイスラインを目指すことができます。効果の程度には個人差がありますが、たるみなどが改善されることで、実年齢よりも若く見えやすくなります。
フェイスリフトの手術法にはさまざまな種類がありますが、SMAS法は特に高い効果が期待できることが特徴です。
また、表情筋と骨をつなぐ接着組織「リガメント」も剥離して引き上げる処置を行うと、固定力をさらに高めることができます。
ただし、年齢を重ねればたるみやしわが発生するため、長い目で見ると加齢によって後戻りする可能性があります。
フェイスリフトの種類
フェイスリフトには他にもさまざまな種類があり、よく知られるものには以下があります。
- スレッドリフト
- RF（Radio Frequency）
- HIFU（ハイフ）
スレッドリフトは専用の糸を使用して皮膚を引き上げるフェイスリフトです。皮膚を切開しないためダウンタイムやリスクが少ないですが、大きな変化や効果の長期持続はあまり期待できないのが特徴です。
RFは高周波・超音波とも言われ、ラジオ波を照射して皮膚を引き締めます。ダウンタイムやリスクは少ないものの、効果を持続させるためには定期的に施術を受ける必要があります。
また、HIFUは高密度焦点式超音波治療法とも呼ばれ、高密度の超音波を照射して皮膚を引き締めるリフトアップ施術です。RFと同様、ダウンタイムやリスクは少ないものの、定期的に照射してリフトアップ効果を持続させる必要があります。
フェイスリフトSMAS法は
症例により対応が異なる
フェイスリフトSMAS法は、しわやたるみの状況によって手術の内容が異なります。
皮膚のたるみが少ない場合はリガメントを剥離せずにリフトアップすることが多いです。
一方、たるみが大きい場合は、リガメントまで剥離してたるみを引き上げるほうが効果を実感しやすいです。たるみが大きいケースでは、皮膚を持ち上げる角度も大きくなるため、リガメントを剥離しなければ、リガメントに引っ張られてたるみが残る可能性があります。
リガメントの処置には高い医療技術が必要です。KIMI CLINICでは患者さまの症状に合わせて適した手術プランをご提案するとともに、多くの経験を積んだ医師が手術を実施します。
フェイスリフトSMAS法が
おすすめな人・適応する人
次に当てはまる方は、フェイスリフトSMAS法がおすすめです
- たるみが大きい
- リフトアップ効果が高い施術を受けたい
- リフトアップ効果を長期的に維持したい
- 他のフェイスリフトの施術結果に満足できなかった
フェイスリフトSMAS法の
メリット
フェイスリフトSMAS法には、次のようなメリットがあります。
メリット
- リフトアップ効果を実感しやすい
- 効果の持続期間が長い
- 腫れが少なく傷口も目立ちにくい
スレッドリフトなどで一時的にリフトアップする方法もありますが、表情筋の動きで時間とともに徐々にたるみが生じます。
一方、SMAS法は皮膚の内部から、伸縮性が低い「表在性筋膜」を引き上げるため、より高いリフトアップ効果を実感しやすく、持続期間も長いです。
フェイスリフトSMAS法の
デメリット
デメリット
フェイスリフトSMAS法のデメリットは、ダウンタイムがやや長いことです。
スレッドリフトなど、ほかのリフトアップ施術のダウンタイムは1〜2週間程度のものもありますが、SMAS法のダウンタイムは約3週間〜2カ月程度です。
さらに、切開を伴うため、薄い傷跡が残るというデメリットもあります。ただし、傷は髪の毛や耳に隠れるのであまり目立つことはありません。
フェイスリフトSMAS法の
効果の持続期間は？
SMAS法の効果の持続期間は、引き上げられたSMASにおいて半永久的な効果が期待できます。ただし、加齢による変化をストップさせるというものではありません。
そのため、年齢を重ねると残った皮膚や筋肉がゆるんで、どうしてもしわやたるみは出てしまいます。
また、10年の間隔で繰り返しSMAS法の施術を受けることもできます。
フェイスリフトSMAS法と
脂肪吸引の併用がおすすめ
フェイスリフトSMAS法と脂肪吸引を併用して受けることをおすすめします。
SMAS法だけでは、中顔面のしわやたるみを改善できるものの、頬まわりや顎下の脂肪を落とすことはできません。一方、脂肪吸引だけでは頬まわりや顎下の膨らみを改善できるものの、脂肪がなくなることで皮膚が余り、たるみになることがあります。
そのため、SMAS法と脂肪吸引は相性がよく、皮下脂肪による顔の膨らみを除去するとともに、SMAS法でたるみを引き上げ、余った皮膚を切除することで、より美しいフェイスラインを目指すことが可能です。
さらに、SMAS法と脂肪吸引の併用は、効果を長期的に持続させることにもつながります。
KIMI CLINICでは、SMAS法と脂肪吸引の両方に対応しているので、ぜひお気軽にご相談にいらしてください。
フェイスリフトSMAS法の
施術方法
フェイスリフトSMAS法の手術は以下の流れで行います。
- デザイン
- 傷跡が目立ちにくいようなデザインで、切開線をマーキングします。切開線のデザインは、側頭部から耳にかけてのラインです。
- 切開・剥離
- 麻酔を行ってデザインに沿って切開し、皮膚をSMAS上で剥離します。
- SMASの引き上げ
- SMAS（表在性筋膜）を切開・剥離して引き上げ、SMAS下を剥離してリガメントも切除します。その後、SMASを縫合します。
- 縫合
- 引き上げの程度を確認して問題がなければ、余った皮膚を切除し縫合します。
手術は静脈麻酔、もしくは全身麻酔下で、顔面神経に十分注意しながら行います。手術は3〜5時間が目安です。
フェイスリフトSMAS法の
ダウンタイムと術後経過
フェイスリフトSMAS法のダウンタイムと術後経過は次のとおりです。
| ダウンタイム | 1〜2カ月程度 |
|---|---|
| 固定 | 約3日〜1週間 |
| 強い腫れ | 約1〜2週間 |
| 抜糸 | 7日目 |
| 術後の過ごし方 | ・シャワー：翌日から可能 （傷口が濡れないようにしてください） ・洗顔：翌日から可能 ・メイク：翌日から可能 ・入浴：1週間後から可能 ・飲酒や激しい運動はできるだけ1カ月間控えてください |
SMAS法はフェイスリフト施術の中ではダウンタイムは長いほうですが、切開を伴う手術の中では短いほうと言えます。
フェイスリフトSMAS法の術後に
起こりうる副作用
フェイスリフトSMAS法には、次のようなリスク・副作用があります。
- 内出血
- 血腫
- 腫れ
- 頭痛
- 顔面神経麻痺
- 傷の開き
- ケロイド・瘢痕形成
- 拘縮（引きつれ）
- 感染症
副作用が起きるケースはごく稀ですが、中でも合併症として血腫を引き起こすケースが多いです。小さい血腫は吸収されますが、血腫除去が必要になることもあります。
そのため、血腫を生じさせないためにフェイスバンドなどによる圧迫止血を行います。
また、万が一副作用が生じた場合は適切な対処が必要となりますので、術後に違和感や気になることがあれば、ご遠慮なくご相談ください。
フェイスリフトSMAS法の
施術の流れ
フェイスリフトSMAS法の手術を受けるまでの流れは次のとおりです。
- カウンセリング
- まずは患者さまのお悩みやご希望をお伺いし、しわやたるみの状態をチェックします。SMAS法も含め、さまざまな選択肢から患者さま一人ひとりに合ったフェイスリフト施術をご提案します。
- 手術
- デザイン、麻酔を行った後に手術を行います。
- アフターケア
- 術後は経過観察のため、数回通院していただきます。ダウンタイムや術後の経過について気になること、ご不安があれば何でもご相談ください。
フェイスリフトSMAS法の料金
KIMI CLINICのフェイスリフトSMAS法の料金は、料金表をご覧ください。
まとめ
フェイスリフトSMAS法は、表在性筋膜（SMAS）を引き上げるフェイスリフト施術です。
フェイスリフト施術にはさまざまな種類がありますが、中でもSMAS法は高いリフトアップ効果が期待でき、効果も長続きしやすいことが特徴です。
KIMI CLINICは表情筋と骨をつなぐ組織「リガメント」も剥離・引き上げる処置を行っており、より固定力を高めることができます。
たるみが気になる方、しっかり効果を実感したい方はSMAS法がおすすめです。SMAS法をご検討の方は、ぜひ一度当院へご相談にいらしてください。
