こんにちは!キミクリニックの美容ナースです!本日はお目元の手術症例解説です★

「目元をもっと優しく見せたい」「つり目が気になる」そんなお悩みを持つ方に選ばれているのが、「目尻切開」や「タレ目形成(グラマラスライン形成術)」です。
今回は、実際に当院で施術を受けられた方の症例をご紹介しながら、施術内容や術後の変化について詳しく解説します。
自然に目元を大きく、やわらかい印象に見せたい方はぜひ参考にしてください。
目尻切開は、目の外側(目尻)を数ミリ切開し、横幅を広げる施術です。
単独では、切れ長で大人っぽい印象の目元をつくる手術ですが、タレ目形成(グラマラスライン形成術)と同時にすることで、下まぶたの外側を下げ、目元をやさしく、垂れたような形に見せることができます。
同時にする事が多い手術ですが、主な目的はタレ目形成後の後戻りを予防することと、下眼瞼の自然がカーブを作成することです。

今回の症例の患者さまは20代女性。
• 「つり目気味で、キツく見られがち」
• 「もっとやわらかい目元にしたい」
• 「メイクでは限界を感じている」
というご希望をお持ちでした。
術前の目元は、比較的目幅が狭く、外側が上がったシャープな印象。
本人の希望としてはやり過ぎ感のないあくまでも自然な印象にしてほしいとのことでした。

術後は、目の横幅が自然に広がり、目尻の位置が少し下がったことで、やさしい印象の目元に変化しました。タレ目形成との相乗効果で、白目の見える範囲が広がり、柔らかく女性らしい目元になりました。
実際に施術を受けた患者さまからは、
「目が大きくなったのが一番うれしい!あと目尻が下がったおかげで、涙袋の形が強調されてとても良くなった笑」
という嬉しいお声をいただいています。
メイクでは表現しきれなかった目元の立体感や、涙袋の見え方にも変化があり、「優しく見えるのに印象的」な目元に仕上がりました。
また目が大きくなったことにより中顔面の余白が減り、短縮効果が生まれています。
今回の施術では、
「自然なカーブ」と「後戻りのしにくさ」に
こだわったデザインと固定が行われました。
極端なカーブや不自然な印象にならないよう、目尻の皮膚は斜め下方向に切開。
これにより、目尻(上まぶたと下まぶたの交点)自体が外側かつ下方向に移動し、白目の見える面積が広がりました。
この「切開のスタートライン」を斜めに下げたことで、タレ目形成と組み合わせた際に、目元のラインがなだらかにつながる自然な仕上がりを実現しています。

下まぶたの裏側には、「CPF(Capsulopalpebral Fascia)」という膜状の組織があり、これは上まぶたで言うところの眼瞼挙筋腱膜に相当します。
このCPFをまぶたの内部で切り離し、瞼板(けんばん)という固い板状の構造に3〜5か所程度縫い付けて固定しています。
この時、CPFをどれだけ引き上げて固定するかによって、まぶたのカーブやタレ目の度合いが変わります。
• しっかり引き上げて固定すると、まぶたを下げる力が強く働き、大きくタレ目になる
• ゆるやかに固定すれば、自然でやわらかい下がり方になる
この微調整により、
ご希望の「なだらかなタレ目ライン」を再現しています。
さらに、複数点で確実に固定することで、術後の後戻りを防ぎ、安定した結果が長続きするよう工夫しています。

目尻切開・タレ目形成は、以下のような方におすすめです。
• つり目をやわらかい印象にしたい方
• 目元に横幅が欲しい方
• 女性らしい、優しい目元に憧れる方
• メイクでの変化に限界を感じている方
逆に、目の外側に余白のない方やもともと目尻側に見えている白目の面積が多い方にはやや不向きな治療となります。
キミクリニックでは形成外科専門医である院長がカウンセリングでしっかり適応を見極めたうえでご提案いたします。
目尻切開・タレ目形成は、目元の印象を大きく変えることができる施術です。
特に、「やさしく、女性らしい目元にしたい」という方には非常に満足度の高い選択肢となります。
当院では、患者さま一人ひとりのお目元の状態を見極め、最適なご提案を行っています。
お悩みの方は、まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。

