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エラ削り・骨切りとは?下顎角形成術の流れやダウンタイムについて解説

エラ削り・骨切りとは?下顎角形成術の流れやダウンタイムについて解説
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「エラ削り(骨切り)ってどんな手術なの?」
「エラ削りの効果やダウンタイム、リスクが知りたい」

このように、現在エラ削りの手術について気になっていませんか?

エラ削りはエラ部分の骨(下顎骨)を削ることで、フェイスラインを整える美容整形です。

フェイスラインが滑らかになり、やさしい印象の顔立ちを目指すことが可能です。

こちらの記事では、エラ削りの手術内容やエラが大きくなる原因、ダウンタイム、リスクについて解説しています。

エラ削り(骨切り)とは?

エラ削り(骨切り)は、「下顎角(かがくかく)」という部位を削ったり切ったりしてフェイスラインを整える美容整形手術です。

下顎角は下顎骨(かがくこつ)のなかでも角部を指し、魚のエラ部分と同様の位置にあることから、よく「エラ」とよばれています。また、エラ削りは下顎角を整える手術のため、「下顎角形成術(かがくかくけいせいじゅつ)」とよばれることもあります。

手術は口の中を切開、またはエラの下部分の皮膚を切開して、エラの角張った部分の骨を削り取るものです。顔の横幅を広げる原因となるエラの張り出しを改善し、シャープなフェイスライン形成を目指します。

エラ削り(骨切り)とは?

エラ削り(骨切り)の手術内容

エラ削り(骨切り)を行う範囲は、一部分の狭い範囲から、顎にかけての広い範囲までさまざまです。患者さまの希望やエラの張り出し、顎の形態などに合わせて、エラを削ったり切り落としたりします。

エラ削り(骨切り)の手術は基本的に次の流れで行います。
  1. 骨切りラインを設定する
  2. 口腔内、またはエラの下の皮膚を切開する
  3. 咬筋や骨膜を剥離する
  4. シミュレーションに従い、骨切りラインを骨に直接デザインする
  5. 電動の骨切りカッターで骨を切除する
  6. エラの骨の厚さによっては外板を切除する
  7. ヤスリで骨の形態をさらに整える
  8. 口腔内を縫合する

エラ削りでは、口腔内または皮膚を切開します。切開する部位は、患者さまのエラの形態や口腔内粘膜の状態、切除するエラの量、患者さまのご要望などさまざまな要素を総合的に判断して決定します。

また、皮膚を切開する場合、顔表面に傷跡が残りますが、顎のラインの内側に隠れやすいため傷跡は目立ちにくいです。

患者さまのご要望や症例にあわせ、一緒に相談しながら手術方法を決定していきますので、ぜひ一度KIMI CLINICへご相談にいらしてください。

エラ削りのメリット・デメリット

エラ削りのメリット・デメリットは次のとおりです。



メリット

  • シャープな印象のフェイスラインを目指せる
  • 傷跡が目立ちにくい
  • 手術時間が短い
  • 入院する必要がない

デメリット

  • 全身麻酔による合併症のリスクがある
  • 腫れや痛みなどのダウンタイムがある

エラ削り(骨切り)は、小顔効果が期待できます。 シャープな印象のフェイスラインを目指すことができ、やわらかくやさしい印象の顔立ちを実現可能です。

さらに、口腔内からアプローチするほか、皮膚を切開する場合でも顎のライン内側に傷跡が残るため目立ちにくいというメリットがあります。 手術時間が短く、入院する必要もありません。

一方で、全身麻酔による合併症のリスクがあります。 エラ削りは全身麻酔で手術を行うのが一般的で、麻酔用チューブをのどに通す際、喘息発作や気管支痙攣といった合併症を引き起こすリスクが考えられます。

また、個人差はありますが術後に腫れや痛みが出ることがあり、食事や会話に不便を感じるリスクがあるのがエラ削りのデメリットです。

デメリットはあるものの、ホームベース型の顔立ちにお悩みの方、小顔を目指したい方にはエラ削りがおすすめです。

エラが大きく見える3つの要因

エラが大きく見える原因には、主に次の3つがあります。


・下顎骨
骨格の影響でホームベース型の輪郭に見える
・咬筋
食いしばりでエラ部分が盛り上がる
・脂肪
顔全体が大きく見える

それぞれの原因と対処法について解説します。

①下顎骨|骨格の影響でホームベース型の輪郭に見える

エラが大きく見える原因のひとつが、下顎骨(下顎の骨)です。

下顎骨の形状は顔の輪郭に大きな影響を与える傾向にあり、たとえば下顎骨が外側に張り出していると、顔がホームベース型に見えることがあります。骨格の影響で、いわゆるエラが張って見える状態です。

下顎骨が原因で顔が大きく見える場合、下顎角骨切り手術が主な対処法となります。

手術法にもよりますが、下顎角骨切り手術は下顎骨の角部分(エラ)だけでなく、エラから顎にかけて広範囲にわたって骨を切ることが可能です。 顔が大きく見える原因の骨を切除することで、シャープな輪郭を目指せ、小顔効果が期待できます。

②咬筋|食いしばりでエラ部分が盛り上がる

咬筋(こうきん)の発達も顔が大きく見える原因のひとつです。

咬筋は顎を動かす筋肉のことで、発達した咬筋は顔の横幅を大きく見せ、エラが張っているように見えます。

咬筋が発達する原因はさまざまですが、主に歯ぎしりや食いしばりによる筋肉への負担が筋肥大につながっていると考えられます。

咬筋が原因で顔が大きく見えているケースの場合、咬筋の切除手術やボトックス注射による対処法が一般的です。 ボトックス注射とは、筋肉の動きを抑制して筋肉を小さくする注射のことで、顔の横幅の縮小とエラの張りを減少させる効果が期待できます。

③脂肪|顔全体が大きく見える

脂肪も顔が大きく見える原因のひとつです。

顔の脂肪によって大きく見えている場合は、脂肪吸引や脂肪溶解注射(BNLS)を行う対処法が適しています。

また、頬の中央部分(咬筋の前方部分)に位置する脂肪「バッカルファット」が発達している場合は、バッカルファット除去の手術で対応することが可能です。

特にバッカルファットの発達は口の横部分のふくらみにつながり、顔全体の印象を変えてしまう要因です。

エラ削りがおすすめな方

以下に当てはまる方は、エラ削り(エラ切り)がおすすめです。

  • 張り出したエラでお悩みの方
  • ホームベース型の輪郭を卵型にしたい方
  • 小顔になりたい方
  • フェイスラインを総合的に整えたい方

エラ削りの手術(下顎角形成術)を受けるまでの流れ

エラ削りの手術を受けるまでの流れは次のとおりです。

カウンセリング
まずは患者さまのお悩みを医師がお伺いします。 手術内容を説明した後、患者さまのお顔の状態を確認し、一人ひとりに合った手術を提案いたします。 また、手術のメリットだけでなく、デメリットやリスクについてもしっかりとお話ししますので、お気兼ねなくご相談ください。
検査
手術が決定したら、お顔の写真を撮影するとともに、CT撮影と3D解析をもとにしたシミュレーションを行います。 シミュレーションを通して術後の仕上がりイメージを確認いただくことが可能です。 術前には、血液検査や心電図、胸部レントゲンなどの検査を行います。
エラ切り(骨切り)ラインを決定
CT撮影データをもとに、3D模型を作成します。 模型を使用して模擬的な手術を行い、骨切りの位置や噛み合わせなどをデータで管理し、模型をもとに骨切りラインを決定します。
手術
手術当日は、はじめに全身麻酔を行います。 当院は麻酔科医が麻酔を行い、安全な手術に努めています。 また、徹底した衛生管理のほか、院内感染の対策の設備を整えておりますので、リラックスして手術に臨んでいただけますと幸いです

CT写真と3D模型を用いて
エラ削りラインを決定

当院は、左右差のない美しいフェイスラインを形成するために、CTと3D模型を導入しています。 (※CT撮影は提携先の画像クリニックに依頼しています)

術前に患者さま一人ひとりの骨格データや術後の骨格データを比較し、コンピューター上でシミュレーションすることが可能です。

さらに、より安全な手術を提供できるよう、CTと3D模型で神経の位置を確認し、模擬的な手術を行っています。 手術失敗のリスクを低減するとともに、患者さまが不安なく手術を受けられ、術後も後悔がないよう取り組んでいますので、ぜひ当院のエラ削り(骨切り)手術をご検討ください。

Vライン形成も行っています

当院はエラだけでなく、顎の形まで見据えたVライン形成も行っています。

個人差はありますが、エラだけを削ってしまうと顎が目立ってしまうことがあります。

そのため、美しいフェイスラインを目指すためには、一人ひとりの骨格にあわせて、適切な部位の骨切りを行い、エラだけでなくフェイスライン全体を整えることが大切です。

当院は骨切り術に加え、オトガイ骨切りやプロテーゼ挿入も含めたVライン形成を行っております。 フェイスラインでお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。

エラ削り・骨切りのダウンタイム

エラ削り・骨切りのダウンタイム

エラ削り(骨切り)の手術で考えられるダウンタイムは次のとおりです。


  • 術後の腫れ(約1〜2週間)
  • むくみ
  • 一時的な唇の感覚の低下
  • 内出血や血腫、赤み

術後は顔が腫れますが、2~4週間程度でマスクを外せる程度まで回復するケースが多いです(手術の程度や生活の活動量等により個人差があります)。特に、横になると顔が腫れやすいので、昼間の時間帯はできる限り身体を起こして過ごす必要があります。

また、術後2週間〜2カ月程度は口の開閉がしにくくなるので、はじめはやわらかいものを選んで食べるようお伝えしています。
口の開閉が通常に戻り、腫れやむくみがほとんどなくなるまでの期間は3〜6カ月程度が目安です。

エラ削りに後遺症はある?
手術後の注意点と経過

エラ削りの手術には、稀に次のようなリスク・副作用が生じます。


  • 切り傷ややけど
  • 手術中の止血困難
  • 術後感染症による蜂巣織炎などの合併症
  • 表情の歪みや神経異常などの後遺症

手術中には、稀に止血困難や手術器具による切り傷・やけどができる可能性があります。
切り傷ややけどは軟膏を使用することで症状が軽快することがほとんどです。

稀に感染症によって蜂巣織炎(ほうそうえん)とよばれる合併症を起こしたり、神経異常などの後遺症を残したりするリスクがあります。 当院は万が一の事態にも、速やかに対処する体制を整えて手術を行っています。

また、術後1カ月〜6カ月単位で経過観察のために、診察に来ていただく必要があります。

当院のエラ削りの料金

当院のエラ削り(骨切り)の料金は、料金表に記載しておりますのでご参考ください。

エラ削りに関するよくある質問

エラ削りの手術は痛いですか?
手術中は全身麻酔をするため痛みはほとんど感じません。 骨には神経が通っていないため、麻酔が切れた後に骨からの痛みはあまり感じませんが、筋肉を剥離したことによる圧痛や鈍痛はしばらく生じることが多いので、術後は鎮痛剤を処方しています。
エラ削りをすると老後どうなりますか?
エラ削り後の状態は、老後崩れるとは考えにくいです。
エラ削りは骨を削る手術のため、骨が元に戻ることはありません。術後の効果は半永久的に持続します。
エラを削ると皮膚がたるみますか?
骨を切除するとエラの体積が縮小するため、残された皮膚がたるみになります。
皮膚や筋肉の伸縮性によりたるみはある程度縮まっていきますが、手術前ほど引き締まることはありません。
個人差はありますが、皮膚のたるみが気になる場合には、術後にHIFUや、フェイスリフトの手術をおすすめしています。
エラ削り整形が周囲にバレることがありますか?
初対面の相手にバレる可能性は低いです。
エラ削りの手術は基本的に口腔内からアプローチします。 皮膚を切開するケースもありますが、顎のライン内側に傷跡が残るので、周りから気づかれにくいです。

まとめ

エラ削り(エラ骨切り)とは、下顎角とよばれるエラ部分の骨を切ってフェイスラインを整える手術です。

シャープなフェイスラインを目指すことができ、やわらかくやさしい印象の顔立ちになりやすいほか、小顔効果が期待できます。

KIMI CLINICは、患者さまが不安なく手術を受けられるよう、CT写真と3D模型を使用した手術を行っています。エラ削りだけでなく、オトガイ(顎)の形も見据えたVライン形成の手術も可能です。

張り出したエラでお悩みの方、フェイスラインをホームベース型から卵型にしたい方は、ぜひ当院へご相談ください。

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