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おでこの脂肪注入とは?脂肪注入の仕組みや特徴、ダウンタイムについて解説

おでこの脂肪注入とは?脂肪注入の仕組みや特徴、ダウンタイムについて解説
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「おでこのへこみやくぼみが気になる」
「おでこの脂肪注入ってどんな効果、ダウンタイムがあるの?」

このように、現在おでこの脂肪注入について気になっていませんか?

おでこの脂肪注入は、自身の脂肪を採取・注入して丸みのある女性らしいおでこに形成する施術です。韓国アイドルのようなかわいらしい見た目から、「オルチャンおでこ」「オルチャンデコ形成」などと言われることもあります。

こちらの記事では、おでこの脂肪注入の効果や仕組み、従来の脂肪注入との違い、ヒアルロン酸注入との違いについて解説しています。失敗例とそれを防止する当院の取り組みも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

おでこの脂肪注入とは?
おでこを丸くする

おでこの脂肪注入とは、患者さま自身の脂肪を吸引し、おでこ(額)のへこみやくぼみに注入する美容整形です。

年齢を重ねると、しわやたるみができるだけでなく、顔の脂肪が減少しておでこにくぼみやへこみができやすく、老けて見えるようになります。

おでこの脂肪注入を受けると、おでこにボリュームが出て、ふっくらとしたハリと丸みのある、女性らしいおでこを形成することが可能です。

また、おでこ以外にもこめかみや頬、ほうれい線にも脂肪注入することができます。

おでこの脂肪注入とは?おでこを丸くする

おでこに脂肪注入する仕組み

おでこの脂肪注入は、身体から採取した脂肪を濃縮しておでこに注入する施術です。

濃縮した細胞は「コンデンスリッチファット(CRF)」とよばれます。

コンデンスリッチファットを使用した脂肪注入は、濃縮前の脂肪を注入するよりも定着しやすく、しこりや石灰化などのリスクが少ないことが特徴です。

コンデンスリッチファット(CRF)とは?

コンデンスリッチファット(CRF)とは、身体から採取した脂肪を濃縮して生成する濃縮脂肪細胞です。

脂肪細胞の濃縮技術は「コンデンス技術」ともよばれます。脂肪細胞に圧力をかけることで、死活細胞や老化細胞、水分などの不純物を取り除くことが可能です。

濃縮前の脂肪に含まれる死活細胞や老化細胞は、注入後のしこりや石灰化、脂肪壊死の原因でした。しかし、活性のある脂肪細胞だけを濃縮したコンデンスリッチファットであれば、それらの合併症リスクを低減させることができます。

さらに、コンデンス技術は脂肪細胞が空気に触れることがないため、空気中に含まれる菌やホコリが取り込まれることもありません。そのため、脂肪注入後に感染症を引き起こすリスクも少ないです。

通常の脂肪注入とコンデンスリッチファットの違い

従来の脂肪注入とコンデンスリッチファットは、脂肪を採取してから注入するまでのプロセスが異なります。それぞれの流れは次のとおりです。


従来の脂肪注入 コンデンスリッチファット
  1. 脂肪を採取
  2. 麻酔液を分離・破棄
  3. 注入
  1. 脂肪を採取
  2. 麻酔液を分離・破棄
  3. 死活細胞や老化細胞を分離・破棄
  4. 注入

従来の脂肪注入は、採取した脂肪から麻酔液を分離・破棄するものの、死活細胞や老化細胞が含まれたままの脂肪を注入するという施術でした。

しかし、コンデンスリッチファットはコンデンス技術によって、麻酔液を分離・破棄した脂肪細胞から、さらに死活細胞や老化細胞を分離・破棄して注入します。

そのため、従来の脂肪注入と比べて定着率が高く、リスクが少ないという違いがあります。

おでこの脂肪注入の特徴

コンデンスリッチファットを用いたおでこの脂肪注入には、主に次の特徴があります。


  • 効果が持続しやすい
  • 身体への負担が少ない
  • 若見えしやすい
  • 合併症などのリスクが低い

ここからは、それぞれの特徴について解説します。

効果が持続しやすい

コンデンスリッチファットは、一度定着した脂肪が半永久的に持続する効果が期待できます。

おでこに脂肪を注入し、一度定着した脂肪は吸収されることがありません。加齢の影響で脂肪が減少し、徐々にくぼみができる可能性はありますが、数年で起こる変化ではないため、10年後もほとんど後戻りすることなく、効果が持続することが期待できます。

また、従来の脂肪注入は術後50%程度が吸収されて定着しないとされていましたが、不純物を取り除いたコンデンスリッチファットはより高い定着率を望めます。

身体への負担が少ない

脂肪注入は、自身の脂肪を使用するため身体への負担が少ないです。基本的に、脂肪細胞が原因でアレルギー反応が起こることも考えられません。

そのため、身体に異物を挿入することに抵抗があるという方でも、脂肪注入は無理なく受けられるかと思います。

若見えしやすい

年齢を重ねると、おでこの脂肪が減少してくぼみやへこみができやすく、老けて見えやすいです。脂肪注入で丸くハリのあるおでこを形成することで、若見え効果が期待できます。

さらに、注入した脂肪が定着すると血流が増加するほか、コラーゲン生成が促進されることがあります。脂肪を注入した周辺組織の再生につながるのも、脂肪注入の特徴です。

合併症などのリスクが低い

従来の脂肪注入では、死活細胞や老化細胞を取り除いていない脂肪を注入するため、それが原因でしこりや石灰化、脂肪壊死などの合併症を起こすリスクがありました。

しかし、コンデンスリッチファットを活用した脂肪注入は、合併症の原因と考えられる死活細胞や老化細胞を除去するため、合併症を起こすリスクが少ないです。

術後に腫れや内出血などはありますが、ダウンタイムが少ないのもコンデンスリッチファットを活用した脂肪注入の特徴です。

おでこの脂肪注入とヒアルロン酸注入の違い

おでこの脂肪注入とヒアルロン酸注入の違い

おでこの輪郭形成の方法には、脂肪注入のほかにヒアルロン酸注入という方法もあります。おでこの脂肪注入とヒアルロン酸注入の違いは次のとおりです。


  脂肪注入 ヒアルロン酸注入
施術方法 脂肪を採取し濃縮して注射器で注入 注射器でヒアルロン酸を注入
持続期間 一度定着した細胞は長期的に持続する 半年~1年程度
ダウンタイム 腫れや内出血がある(数日〜数週間) ほとんどない
特徴
  • 効果が長期間持続しやすい
  • 脂肪を吸引した部位は痩身効果が期待できる
  • 触り心地が自然
  • アレルギーや合併症のリスクが低い
  • しこりができることがある
  • 施術時間が短く手軽に受けやすい
  • しこりになるリスクが高い
  • 効果の維持には定期的に注入が必要
  • 注入した箇所が青く透けることがある

ヒアルロン酸は脂肪注入と同様、おでこのくぼみやへこみを改善できるほか、顔面のしわを改善することが可能で、さらにアレルギー反応のリスクも低いです。

しかし、ヒアルロン酸は時間とともに体内へ吸収されるという特徴があり、約半年〜1年ほどで元の状態に戻るケースが一般的です。そのため、効果を長期間持続させるためには、定期的に施術を受ける必要があります。

一方、脂肪注入はヒアルロン酸と比べて多少のダウンタイムはあるものの、一度定着した脂肪細胞は体内に吸収されないため、長期的な効果を期待できます。

おでこの脂肪注入がおすすめな人

次に当てはまる方は、脂肪注入がおすすめです。

  • 丸みのある女性らしいおでこに憧れている方
  • おでこのくぼみやごつごつした見た目にお悩みの方
  • 自然な触り心地の仕上がりにしたい方
  • 体に異物を入れるのに抵抗がある方
  • 長期的な効果を実感したい方

おでこの脂肪注入の失敗例とは?
失敗を防ぐ当院の取り組み

おでこの脂肪注入には、次のような失敗例があげられます。


  • 脂肪が定着しない
  • 顔が大きく見える
  • しこりができた

それぞれの失敗例の詳細と当院の取り組みについて紹介します。

※失敗は医療ミスではなく合併症によるものがほとんどです

失敗①脂肪が定着しない

脂肪注入を行っても脂肪が定着しないということがあります。

脂肪が定着しない原因にはさまざまなものが考えられますが、脂肪の量に対して幹細胞の量が不足していると血管新生が行われず脂肪が定着しにくいです。

しかし、KIMI CLINICでも取り扱っているコンデンスリッチファットは、幹細胞が豊富なため血管新生が促され、脂肪が定着しやすいです。

また、過去に他院で施術を受けて脂肪が定着しなかったという方であれば、脂肪の粒を小さく分散させながら少量ずつ注入することも可能です。

失敗②顔が大きく見える

脂肪注入後に顔が大きく見えるというのも、失敗のひとつです。顔が大きく見える主な原因は、患者さまの脂肪のつき方などを考慮せずに脂肪を注入してしまうことです。

人それぞれ顔面の脂肪の量やつき方、骨格が異なります。おでこの脂肪注入は、ただ脂肪を注入すればいいのではなく、顔全体のバランスを見てどの部位にどの程度脂肪を注入すればよいのか事前にデザインやマーキングしなければなりません。

そのため、KIMI CLINICは患者さまのお顔をしっかりと見ると同時に、カウンセリングでお悩みとご希望をお聞きし、一人ひとりに合った施術計画を立てていきます。

失敗③しこりができた

脂肪注入の術後、しこりができたというのも失敗例としてあげられます。

しこりができる主な原因は、不純物が多く含まれている脂肪を注入している、または限度以上に脂肪を注入していることが考えられます。しこりができないよう、一人ひとりに合った注入量を見極めなければなりません。

KIMI CLINICは事前に注入量を見極めるともに、脂肪を塊で注入しないよう細かい粒で注入しています。万が一しこりができてしまった場合は、脂肪吸引や注射など、速やかな対応で症状を改善いたします。

また、当院は過去に多くの脂肪注入の施術経験をもち、デザイン力のある医師が施術を担当いたしますので、どうぞご不安なくご相談にいらしてください。

おでこの脂肪注入のダウンタイム

おでこの脂肪注入には、次のようなダウンタイムがあります。


  • 痛み
  • 内出血
  • 腫れ

ダウンタイムの症状は数日で落ち着いていき、遅くとも2週間ほどで軽快するケースがほとんどです。

術後、筋肉痛のような痛みは術後2〜3日ほど続きます。おでこの内出血は1週間ほど続くことがありますが、メイクでカバーできる程度の症状です。

患部の腫れは術後2〜3日がピークで、1〜2週間で落ち着きます。腫れがつらく感じる場合は、濡れタオルなどで冷やすと症状をやわらげることが可能です。 また、目的とするおでこの形にするために、脂肪注入時はより大きなおでこを作る必要がありますが、ゴールとなるおでこの形までは約3カ月程度必要となります。

症状が強く見られる場合や、いつまでもダウンタイムが終わらない場合は、診察を行いますのでご遠慮なくご相談ください。

おでこの脂肪注入にデメリットはある?

おでこの脂肪注入はメリットだけではありません。デメリットとして、目立たない傷跡がつくことがあげられます。

脂肪を採取する際に、太ももなどの目立たない部分を切開・カニューレを挿入するため、その際にどうしても傷跡がついてしまいます。ただし、目立ちにくい場所を選ぶとともに、時間の経過で徐々に傷跡は消えていくので、術後は気にならないことがほとんどです。

また、コンデンスリッチファットは定着率が高い濃縮脂肪細胞ですが、喫煙をすると血行不良につながり、脂肪が定着しづらくなるため注意が必要です。

当院はおでこの輪郭形成(骨切り術)にも対応!
患者さまに合わせて施術をご提案

当院はおでこの脂肪注入以外にも、輪郭形成としておでこの骨切り術にも対応しています。

おでこの骨切り術は「前頭洞骨切り術(ぜんとうどうこつきりじゅつ)」ともよばれ、なめらかな横顔を形成する手術です。

眉上の骨が前方に張り出していると、険しい顔に見えやすくなります。おでこの骨を削ったり切ったりすることで、女性的なやさしい印象のおでこに仕上げることが可能です。

手術前にCT撮影を行い、3D模型を使用してあらかじめ骨切りラインをデザインしています。事前に仕上がりをシミュレーションするため、ご不安なく手術を受けられるかと思います。

詳しい手術内容や効果、リスクについてカウンセリング時にお話ししておりますので、まずは一度当院へご相談にいらしてください。

おでこの脂肪注入・輪郭形成の費用

KIMI CLINICのおでこの脂肪注入・輪郭形成の費用は、料金表をご覧ください。

まとめ

おでこの脂肪注入は、自身の脂肪を採取・注入する施術です。おでこのくぼみやへこみが改善され、女性らしい丸みのあるおでこを形成することができます。

当院は、コンデンス技術を用いて脂肪から死活・老化細胞を取り除き、活性のある脂肪細胞だけを濃縮した「コンデンスリッチファット」を注入します。そのため、いつまでも術後の効果が続き、合併症などのリスクも低いです。

おでこの脂肪注入で失敗・後悔しないためには、クリニック選びが大切です。KIMI CLINICは患者さまのお顔全体のバランスを考慮して、施術計画を立てています。

おでこのくぼみでお悩みの方はもちろん、すでに他院で施術を受けて失敗したと感じているという方も、どうぞお気軽に当院へご相談にいらしてください。

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