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頬骨削り・骨切り(頬骨形成術)とは?ダウンタイムや手術内容を解説

頬骨削り・骨切り(頬骨形成術)とは?ダウンタイムや手術内容を解説
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「頬骨が昔からコンプレックス」
「頬骨削り・骨切りはどんな手術なの?」

このように、現在頬骨の美容整形について気になっていませんか?

頬骨が前方や横に張り出していると、ごつごつとした印象を与え、老けたように見えてしまいます。「頬骨形成術」は頬骨削り・骨切りの総称で、頬骨を削ったり切ったりして、美しいフェイスラインをつくる美容整形です。

こちらの記事では、頬骨形成術の手術内容や2種類の手術、メリット・デメリット、ダウンタイムについて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

頬骨形成術
(頬骨削り・骨切り)とは?

頬骨形成術とは、頬骨を削ったり切ったりしてフェイスラインを整える美容整形手術です。

頬骨が張り出している状態ですと、顔が横に大きく見えたり頬がこけて見えたりします。 頬骨形成術で頬を小さく見せることで、やわらかい印象の顔を目指すことが可能です。

頬骨は2つの骨で構成されており、どちらの骨が張り出しているかによって手術の方法が異なります。 頬骨を削る手術を行うこともありますが、多くの場合は「アーチインフラクチャー法」とよばれる頬骨の骨切り手術を行います。

エラ削り(骨切り)とは?

頬骨とは?
2つの部位で構成されている

頬骨(ほほぼね、きょうこつ)は顔面の左右対称にあり、「頬骨体部(きょうこつたいぶ)」と「頬骨弓(きょうこつきゅう)」という2つの部位で構成されています。

頬骨体部は前方に突き出た部分の骨で、頬骨弓は顔面の側方に位置しており、側頭骨(そくとうこつ)の頬骨突起と連結して形成される弓上の骨です。

また、頬骨の下部分には「眼窩下神経孔(がんかかしんけいこう)」とよばれる空洞があり、頬や歯茎の感覚を支配する神経が通っています。 頬骨形成術は神経をはじめとする重要な組織を傷つけないよう慎重に行われます。

頬骨削りをするとたるみが出る?

頬骨形成術(頬骨削り・骨切り)を受けると、皮膚のたるみが発生することがあります。

骨を削ったり切ったりすれば、物理的に骨が小さくなり、その分皮膚の面積も小さくなるためです。 特に高齢の方など手術前からたるみがある場合、頬骨形成術を受けた後にたるみが顕著に起こりやすいです。

頬骨形成術の後のたるみを防止・改善するためには、フェイスリフトの施術をおすすめします。

KIMI CLINICは、頬のあたりのフェイスアップを行う「ミッドフェイスリフト」や、傷跡が目立たずしっかりした効果が期待できる「フェイスリフトSMAS法」の施術を行っています。

ミッドフェイスリフトやSMAS法の効果について、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。


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頬骨が張り出るのは2ケース!
ケース別の頬骨形成術

頬骨が張り出すケースは、大きく2つに分けられます。


  • ・頬骨が横に張り出しているケース
  • ・頬骨が前に張り出しているケース

頬骨の張り出し方によって、手術方法が異なります。ここからは、それぞれのケース別に原因と適切な手術方法について解説します。

①頬骨が横に張り出しているケース

頬骨が横に張り出しているケースとは、顔面を正面からみたときに、もみあげ周辺が張り出しているように見える状態のことです。

頬骨の突起が外側に張り出して目立っている部分をなくす手術を行います。

手術は基本的に口腔内と耳前部の2カ所を行いますが、耳前部は髪の毛が生えている部分を切開するため、傷跡が周りに気づかれにくいです

頬骨が横に張り出している原因

頬骨が横に張り出している主な原因は頬骨弓というアーチ状をした骨です。頬骨弓のアーチの張り出しが大きいと、頬が横に張り出して見えます。

しかし、頬骨弓そのものは数ミリ程度の厚さしかないため、突起部分を削る程度では見た目の変化に限界があります。

そのため、頬骨弓が横に張り出している場合は骨を切り、頬骨弓の下部分にある空洞へ内側転移させ、アーチの円周を小さくする手術が必要です。 アーチのカーブが内側に入り、横への張り出しを減らすことで、正面から見たときの印象を変えることができます。

また、エラが張っている方の場合、頬骨形成術によって顔が横に大きく見えてしまう可能性があります。 当院はエラ骨削り・骨切りの手術も行っており、必要に応じて頬骨削りとの併用をおすすめすることがあります。


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頬骨が横に張り出しているケースの治療法|頬骨弓を骨切りする

頬骨が横に張り出しているケースでは、「アーチインフラクチャー法」とよばれる頬骨切りの手術を行います。

アーチインフラクチャー法とは、頬骨弓と頬骨体部を骨切りして、外側に張り出している頬骨を内側に移動させ、プレートで固定する手術です。手術時に切開する場所は、口腔内と耳前部のため、傷跡が目立ちにくいです。

個人差はありますが、頬骨の張りを左右で約1cmずつ縮小できます。

また、頬骨弓が横に張り出している方の場合、頬骨体部も前に突出している傾向があるため、アーチインフラクチャー法と同時に頬骨削りの手術を行うことがあります。

②頬骨が前に張り出しているケース

頬骨が前に張り出しているケースとは、頬の前側が盛り上がっている状態のことです。

特に、笑ったときなどに頬の盛り上がるケースや、斜めから見ると頬が前に張り出しているケースなどがあげられます。

頬が前に張り出している主な原因は、骨格的に頬骨体部に厚みがあり前に突出していることのほか、脂肪の厚みが原因となっていることもあります。

頬骨体部に厚みがあり頬骨が前にのみ張り出している場合、頬骨形成術のなかでも「頬骨削り」の適応です。頬骨体部を削ることで、前への突出が抑えられる効果が期待できます。

頬骨削りでは、口腔内と耳前部を切開しますが、髪の毛の近くを切開するため傷跡がまわりに気づかれにくいです。

頬骨形成術(頬骨削り・骨切り)の
メリット・デメリット

頬骨形成術(頬骨削り・骨切り)のメリット・デメリット


頬骨形成術のメリット・デメリットには以下があります。



メリット

メリット

  • 骨格レベルできれいに見える
  • 目鼻立ちが整って見えやすい
  • 効果は半永久的に持続する
  • 傷跡が目立ちにくい
デメリット

デメリット

  • たるみが発生することがある
  • 腫れや痛みなどのダウンタイムがある
  • 数日包帯を巻いた状態での生活になる
  • 元に戻すことはできない
  • 骨折しやすくなる

フェイスラインを美しくする美容整形には、注射やリフトアップなどがありますが、頬骨形成術は骨格レベルで輪郭をきれいに見せられるのがメリットです。 輪郭がきれいになれば、目鼻立ちも整って見えるケースがほとんどです。

さらに、骨削り・骨切りをするため効果が後戻りする心配がなく、傷跡も目立ちにくいというメリットがあります。

一方、腫れや痛みなどのダウンタイムがあり、術後数日間は包帯を巻いた状態での生活になることがあります。 ごく稀に、感覚麻痺の症状などが残るリスクもあるため、頬骨形成術はメリット・デメリットを理解したうえで手術を受けることが大切です。

頬骨形成術(頬骨削り・骨切り)が
おすすめな人

以下の項目に当てはまる方は、頬骨形成術をおすすめします。

  • 頬骨の横の張り出しが気になる
  • 笑ったときに頬が盛り上がる
  • 斜めから見ると頬骨が目立つ
  • 前や横に張り出した頬骨を引っ込めたい
  • 女性らしいフェイスラインにしたい
  • 頬骨の張り出しが原因で老けて見える

頬骨形成術(頬骨削り・骨切り)の
流れ

頬骨骨切り術(アーチインフラクチャー法)の流れは次のとおりです。

切開
口腔内粘膜と耳前部(5mmほど)を切開して、骨膜を剥離します。
骨切り
頬骨体部と頬骨弓の前方を骨切りします。
頬骨を移動
頬骨をブロックで切り出した後、外側に張り出した頬骨を内側に移動させます。
固定
頬骨弓を前上方へ引き上げてプレートで固定し、段差を削ります。
縫合
切開した部位を縫合して完了です。

また、前方に張り出した頬骨を削る場合も同様に、口腔内と耳前部を切開します。 ただし、骨切りは行わずに骨表面を薄くスライスするように削っていきます。骨のサイズダウンと同時に、きれいな丸みのある頬を目指すことが可能です。

頬骨形成術の術前検査

頬骨形成術を行う前に、まずは検査とヒアリングを行います。 検査では、各種血液検査を行うほか、頭部3DのCT検査も実施します。3D模型を作成し、術前にシミュレーションを行っています。

患者さま一人ひとり骨格は異なるため、検査を行うことでより患者さまに合った手術を提供することが可能です。

手術前の説明はわかりやすく丁寧に行い、メリットだけではなくデメリットもしっかりとお話ししています。 わからないことや不安ごと、お悩みなどがあれば、何でもお気軽にご相談ください。

頬骨形成術に痛みや
ダウンタイムはある?

頬骨切り(アーチインフラクチャー法)には、腫れなどのダウンタイムがあります。

腫れは術後2週間ほどでひいていくケースがほとんどです。 そのほか、骨切りする場所の近くに神経があるため、鼻や上唇辺りの感覚が鈍くなることがありますが、基本的に数週間〜数カ月程度で回復します。

手術中は全身麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。 ただし、術後に麻酔が切れると筋肉が剥離されたことによる圧痛や鈍痛を感じることがありますが、数日~1週間ほどかけて徐々に軽快します。

また、手術後は翌日からシャワーが可能で、3日後からは入浴も可能です。 かたい食べ物をかむと痛む可能性があるため、術後1カ月程度はやわらかいものを食べるようにしてください。

ダウンタイムは個人差がありますので、仕事などの関係でご心配の方は、一度KIMI CLINICへご相談にいらしてください

頬骨形成術の
合併症・後遺症リスクは?

頬骨形成術に考えられる合併症・後遺症リスクには以下があげられます。


  • 内出血
  • 感染症
  • 顔面神経麻痺
  • 眼窩下神経麻痺(がんかかしんけいまひ)

など


骨切りによる出血が眼球結膜に広がり、内出血や白目が赤くなることがありますが、異常ではなく、2週間ほどで徐々に回復していきます。

また、稀に顔面神経が一時的に麻痺することがあります。頬骨弓部の上に顔面神経が走っており、手術の際に影響を受けることが原因です。 麻痺が起こると、眉毛を引き上げることができなくなりますが、基本的には数ヶ月以内に回復します。

KIMI CLINICでは、術後の経過確認のため定期検診に来ていただいており、患者さま一人ひとりに合ったアフターフォローに努めています

頬骨形成術(頬骨削り・骨切り)の
費用

KIMI CLINICの頬骨形成術の費用は、料金表をご覧ください。

まとめ

頬骨形成術(頬骨削り・頬骨切り)は、前方や横に張り出している頬骨を削ったり切ったりして美しいフェイスラインをつくる美容整形です。

頬が前方にのみ張り出している場合は「頬骨骨削り」を行い、横に張り出している場合はアーチインフラクチャー法とよばれる「頬骨切り」を行うケースが多いです。

骨格は人それぞれ違います。そのためKIMI CLINICは、手術前のカウンセリングと検査をしっかりと行い、患者さま一人ひとりに合った手術をご提案いたします。

頬の張り出しでお悩みの方、頬骨形成術で後悔・失敗したくないとお考えの方は、ぜひ一度当院へご相談にいらしてください。

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