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【団子鼻】について

【団子鼻】について

こんにちは、KIMI CLINICです。今回は【団子鼻】について、手術も含めて説明していきます。

皆さんは自分の鼻の形に満足していますか?
鼻は顔の中心にあり、表情や印象を大きく左右するため、可能な限り美しくありたいと思うものです。

日本人を含む東洋人は、西洋人に比べて脂肪がつきやすく、皮膚が硬いため「団子鼻」になりやすい要素を持っているとされています。
そのため、鼻、特に団子鼻であることをコンプレックスと抱いている人は意外に多いのです。

「団子鼻」とは、その名の通り団子のように丸みを帯びた鼻のことを指します。
特に日本人に多く見られる鼻の形で、その特徴的な形状からこのように呼ばれています。

だんご鼻の原因

  1. 鼻先の形を決定する、「大鼻翼軟骨」が外側に張り出している
  2. 鼻先の脂肪が厚い
  3. 鼻の先の皮膚が厚い

特に、日本人を含む東洋人は軟骨組織が小さく、軟骨組織を支える軟部組織が厚かったり、皮膚が厚かったりすることが多く、それが原因でだんご鼻になっている傾向にあります。
また、「鼻の高さが低い」「鼻筋がはっきりとしていない」「小鼻が広がって見える」ことも特徴です。

鼻先の丸み、団子鼻を改善させてシャープな鼻先になるには、手術による方法が基本となります。
美容整形は専門的な技術を必要としますが、確実に鼻の形を改善することができます。
また、最新の技術を用いているため、自然な仕上がりを目指すことができます。
ただし、美容整形を受ける際には、しっかりとした情報収集と、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
当院では、形成外科15年以上、形成外科専門医、頭蓋顎顔面外科専門医の資格を持つベテランの志藤院長が行っています。

「団子鼻」のお悩みに対して選択される手術

①鼻尖形成

切開する場所・方法によって、オープン法とクローズド法に分かれます。
クローズド法の場合、左右の鼻の穴の中を切開します。剥離する範囲を少なくし、また皮膚の外側に傷が来ないメリットを生かして手術しますが、手術操作を加えられる範囲が限られるため、選択できる手術内容も限られるというデメリットがあります。
よりしっかりした変化を出すためには、基本的にはオープン法で行います。

オープン法の場合、左右の鼻の穴の中と皮膚側の鼻柱基部をつなげるように切開します。
この方法ではより広い範囲を直接確認しながら手術が行える利点があります。
組織を確認したのち、鼻先にある余分な脂肪を切除したり、鼻先を形成している「大鼻翼軟骨」の一部を切除、縫合してシルエットを整えます。

また、ほぼ全例で、整えた大鼻翼軟骨の上にご自身の耳の軟骨「耳介軟骨」を採取して重ねて、適度な高さを持たせたり照明が当たった時のハイライトの入る位置を調整します。

大鼻翼軟骨が弱い方やよりきれいでシャープな鼻を形成するためには、鼻尖形成・鼻尖部の耳介軟骨移植に加え、以下にお示しするストラット法や鼻中隔延長を行う必要があります。

②耳介軟骨移植(ストラット法) を行うケース

大鼻翼軟骨は鼻先を形成する重要なパーツですが、ある程度の強度がないまま、鼻尖形成や鼻先の軟骨移植だけを行うと、変化に乏しい上、しっかりしていない土台の上に乗った耳介軟骨で押しつぶされてしまいます。

そのため、大鼻翼軟骨の強度を補強することは鼻整形において重要な要素です。

ストラット法は、鼻先をある程度シャープにしたいけど、大きく前に伸ばして尖った鼻先にしたいというわけではない方に選択する手術です。
この手術でも、ご自身の「耳介軟骨移植」を採取し、2枚重ねて補強し、棒状に加工したのち、大鼻翼軟骨の土台として使用します。

ストラット法は、この土台を元に鼻尖形成を行い、押しつぶされないしっかりした鼻尖を作成する方法です。そのうえで、さらに鼻先に耳介軟骨を移植しきれいな鼻先に整えていきます。

③鼻中隔延長を行うケース

ストラット法で作られる鼻先よりも、より前に伸ばしたいなど、大きな変化を求める場合に適した施術です。

鼻中隔延長、という名前の通り、鼻中隔軟骨にご自身の軟骨を付加して長さを稼ぎ、それを土台に新しい鼻先を作り上げていく手術です。
付加する軟骨は、肋軟骨(肋骨のみぞおち付近にある軟骨)、耳介軟骨、さらには鼻中隔軟骨そのものの一部を使用することもありますが、それぞれ鼻中隔軟骨の強度や求める変化量等を考慮して選択します。
この辺りはいずれまたブログで詳しくお伝えできればと思います。

鼻中隔延長は比較的大きな変化が得られる一方で、鼻中隔軟骨と大鼻翼軟骨を強固に固定するため、術後鼻先の柔軟性が乏しくなるというデメリットもあります。

美容整形による団子鼻の改善は、一人ひとりの鼻の形状や悩みに合わせて施術が行われます。
患者様それぞれの形状やタイプによって施術方法は異なってきますので、まずはお悩みをお聞かせください。
患者様ご自身にあった、施術方法などをご提案させていただきます。

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