鼻の自然な形態をできる限り温存しながら、美しさと機能を両立する次世代の鼻形成術——
それが Preservation Rhinoplasty(プリザベーションライノプラスティ) です。
今回の症例は、「韓国アイドルのような、洗練された鼻ラインに近づけたい」というご要望からスタートしました。

高度なハンプ修正を必要とする症例に対して、削る従来法ではなく、鼻の構造を守りながら“押し下げて整える”プリザベーション法を採用。
結果として、横顔のカーブ・鼻先のシャープさ・全体のバランスが大きく改善しました。
キミクリナースがスタッフ目線で、本症例の背景から手術内容まで詳しく解説いたします。
診察に同席した際、韓国アイドルのような“軽さ・透明感・繊細なライン”を作るうえで、術前には以下の特徴が見られました。

● 術前の特徴まとめ
1. 鼻筋〜鼻先にかけて高さはあるが、ラインの繋がりが硬い
2. ハンプ(鷲鼻)が強く、横顔の曲線が途切れる
3. 鼻先がやや下垂し、垂れ感のある印象に
4. 小鼻が全体的に広めで、重心が外へ拡がりやすい
5. 鼻先の皮膚・軟部組織が厚く丸みがある
6. 小鼻の“もたつき”により、韓国アイドルの軽さが出にくい
患者さまの元々の骨格には強みも多いため、
“構造を削って変える”より、“構造を活かしながら繊細に整える”
というアプローチが適していました。
① オープン法
鼻先の細かい作り込みを行うため、視野が広いオープン法を採用。
特に韓国アイドル風の “鼻尖の緻密な形づくり” には必須です。
② 大鼻翼軟骨の Cephalic Trim -セファリックトリム-
軟骨そのものが大きく、鼻先が丸く見える原因だったため、余剰部分を丁寧にトリミング。
→ 鼻先の丸みを抑え、シャープな鼻尖の下地を形成。
③ 鷲鼻への新アプローチ:「削らずに落とす」
Preservation Rhinoplasty(Push-down法)-プリザベーションライノプラスティ–
※本症例の1番のポイント!大注目してください★
従来のハンプ切除では骨を削りすぎると凹凸・鼻閉(鼻の通りの悪さ)が起きるリスクがあります。
今回は安全性と仕上がりの自然さを最優先し
▷鼻中隔軟骨を 4mm幅 × 25mm 中抜き
▷そのスペースに鼻背を押し下げる
▷鼻背の屋根(骨)を残したまま高さのみ調整
というプリザベーションを採用。

→ 韓国アイドルに多い「S字に近い滑らかな鼻背ライン」を再現。
→ 機能面も温存され、呼吸のしやすさを損なわない。
④ 土台を作るアプローチ:鼻中隔延長(採取した軟骨を使用)
中抜きで得た鼻中隔軟骨で延長を行い、
鼻先の向きを繊細に調整。
→ 下向きすぎず、上がりすぎず、韓国アイドル特有の“エレガントな傾斜角” を形成。
⑤ 鼻先へのアプローチ:耳介軟骨を用いたShield graft + Onlay graft(2層)
鼻尖の立体感と光の入り方を調整するため、耳介軟骨を2層で使用。
▷Shield graft -シールドグラフト-:輪郭のシャープ化
▷Onlay graft -オンレイグラフト-:影の入り方を調整し、鼻尖の高さと陰影を演出
→ 皮膚が厚めの患者さまでも、鼻先の線がしっかり出る“韓国アイドルの透明感ライン”に。
⑥ 小鼻縮小(内側+外側法)+鼻孔縁挙上
小鼻の広がり・もたつきを改善し、全体の重心を中央へ寄せることで洗練度がUP。
→ 鼻尖〜小鼻の一体感が出て、より上品な印象へ。
― 鼻背から鼻尖へ流れる「韓国アイドルカーブ」を再現 ―
すべての施術を組み合わせた結果、
♦鼻筋は“スッ”と自然に通り
︎♦鼻先はシャープで立体的
♦小鼻はコンパクトに
︎♦横顔は滑らか
︎♦全体が軽く・中性的・透明感のある印象へ

まさに患者さまが理想とされていた、
韓国アイドル(サンウォン)のような洗練された鼻に近づく仕上がりとなりました。
骨格との調和を大切にしながら、自然で、機能的で、長期的に安定する “美しい鼻” を実現しています。
鷲鼻・ハンプが気になる
鼻筋の自然さは残したい
なるべく“削らない鼻整形”を希望している
鼻の機能(呼吸)を大切にしたい
過去の鼻手術で不自然さを感じている
長く安定する手術を選びたい
● 形成外科専門医 × 高度鼻手術の実績
キミクリニックの院長である志藤医師は、形成外科専門医として15年以上のキャリアを持ち、鼻骨骨切り・鼻中隔延長・鼻再建を多数経験してきました。
プリザベーション法は高度な鼻解剖の理解を前提とするため、専門医の技術が結果を大きく左右します。
● 骨切り・鼻修正手術の症例数が多いクリニック
当院は修正手術希望の患者さまからのご相談も非常に多く、
“難易度の高い鼻手術に対応できるクリニック”としてご信頼をいただいています。
● ナチュラル仕上がり × 機能性重視の鼻整形が得意
「自然な鼻にしたい」「鼻の機能も大切にしたい」と相談される患者さまが多く、
プリザベーション法はまさに当院の得意分野にマッチする術式です。
今回の症例では、強いハンプや鼻尖の丸み、小鼻の広がりなど、複数の要素を組み合わせて調整する必要がありましたが、プリザベーション法を軸に、鼻中隔延長・耳介軟骨移植・小鼻縮小・鼻孔縁挙上を併用することで、韓国アイドルのような“透明感のある立体ライン” を実現できました。
複数の術式を正しく組み合わせることで、単一の施術では届かない細部までの調整が可能になります。
理想の鼻へより近く、より完成度の高い仕上がりが実現できるのです。
当院では、形成外科専門医が鼻の内部構造と美的バランスを詳細に診断し、骨格・皮膚の厚み・呼吸機能を考慮した上で、最適な術式をご提案しています。
“負担を最小限に美しく整える”鼻整形。
自然な美しさと機能性の両立を目指す方は、ぜひ一度ご相談ください。






